ハンドクリームを使い切る方法と消費期限の目安
ついつい余りがちなハンドクリーム。もったいないのでハンドクリームを使い切る方法をまとめました。また、ハンドクリームの消費期限の目安についてもお伝えします。
ひざ・ひじ・かかとの角質・保湿ケア
ハンドクリームは手に使えるので、体全体にも使用できます。ひざ、ひじ、かかとなどのカサカサしやすい部分にたっぷりめに塗り、10〜15分ほど放置してから余分なハンドクリームを取り除きます。意外なところでは、くるぶしなどにも使うと潤って良いですよ!
顔・フェイス用保湿パック
「ニベアパック」が一時流行しましたが、ハンドクリームも同様に高い保湿効果を得られます。洗顔後、たっぷりのハンドクリームを顔にまんべんなく塗り、10分程度待ちます。その後、ティッシュなどで優しく取り除き、ぬるま湯で洗い流すとしっとりもちもちの肌に!
メイク落とし用クレンジング
メイクを落とすのに効果的な油分が含まれているハンドクリーム。多めにとったハンドクリームを顔に塗り、少し時間を置いてからティッシュで拭き取ると、思った以上にメイクが落ちます。その後、通常の洗顔をすればバッチリです。メイク落とし用の洗顔フォームやオイルを切らした時の代用にも便利です。
部分メイク直し用に
アイラインやマスカラがはみ出た際に、温めたハンドクリームを綿棒に取って余分なメイク部分をくるくると落とすのにも便利です。細かな修正ができるので重宝します。
お風呂上がりのヘアケア・トリートメント
シャンプー後のヘアケア・トリートメントとして、専用のヘアオイルやアウトバストリートメントの代用に使えます。入浴後の濡れた髪に少量を毛先から薄くなじませます。ダメージケアに効果的で、翌朝ウルツヤな仕上がりになります。髪の毛に使う際はベタつきやすくなるので、ダメージの強い毛先に使い、手のひらに十分薄く伸ばして使いましょう。
ヘアクリーム
髪のセッティング用ではなく、ぱさついた髪や広がってしまう髪の毛先をしっとりさせたい場合に使うと良いでしょう。静電気防止にも使えます。手に薄くなじませたハンドクリームを毛先を中心にもみこむようになじませて髪のボリュームを整えます。
シェービングクリーム
シェービングクリームの代わりにハンドクリームを使うと、肌が傷つきにくく、ムダ毛を剃りやすくなります。剃り終わった後は洗い流すだけで良いので、肌にも優しいです。
ハンドクリームを使い切る方法~意外な使い方
革製品の手入れ・栄養補給に活用
ハンドクリームは革製品や革小物の手入れやメンテナンスにも使えます。艶と栄養を与えるために、柔らかい布にハンドクリームをつけて優しく磨きましょう。
靴磨き用に
革製品の手入れに使えるハンドクリームは、靴磨きにも最適です。合皮のハイヒールやパンプス、エナメル素材の靴にも使えます。柔らかい布になじませて磨くと効果的です。
鏡磨き&曇り止め
ハンドクリームを柔らかな布に付けて鏡を拭き、その後乾拭きするとピカピカになります。さらに曇り止め効果もあるので一石二鳥です。
静電気防止
ハンドクリームを手に温めて薄く伸ばし、その手でストッキングを履いた足を撫でると、スカートとストッキングの間で静電気が起きにくくなります。
蝶番などの錆びた鉄部品に
錆びて音が出る蝶番などにハンドクリームを潤滑油の代わりに塗ると音がしなくなります。また、ハサミの切れ味を復活させるためにも使えます。刃の両面にハンドクリームを塗り、数回開閉してから拭き取ると切れ味が戻ります。
シールはがし
床などに貼ったシールをはがすのにもハンドクリームが便利です。シールの上にハンドクリームをのせて数分放置し、なじませた後に指でこすると、簡単に取れます。残った粘着部分はしっかりと拭き取りましょう。
吸盤を復活させる
吸盤を熱湯に1分ほど浸し、その後ハンドクリームを塗ると吸盤の吸い付きが復活します。吸盤付きのグッズを買い直す前に試してみる価値があります。
ハンドクリームの消費期限の目安は?
開封後は半年〜1年が目安
ハンドクリームは油分を含んでいるため、酸化して成分が変化すると肌に影響を及ぼす可能性があります。温度や湿度の変化が少ない環境で保管すれば、開封後の消費期限の目安は半年〜1年です。商品によっては消費期限が明記されているものもありますので、期限が過ぎたものは体に使用しないようにしましょう。
見た目・香り・塗り心地に注意
ハンドクリームの使用期限を見極めるためには、以下の点に注意してください。
– 見た目や色が変わった
– 香りが異なる
– 塗り心地が変で、分離している
これらの変化が見られた場合は、使用をやめて捨てるタイミングと考えましょう。
まとめ
ハンドクリームの使い切れずに余りがちな現状を改善し、その有効活用法を知ることで無駄を減らし、さらに適切な消費期限管理を行っていきましょう!
無駄をなくすための創意工夫
ハンドクリームは手だけに使うものと考えがちですが、革製品の手入れや靴磨き、鏡磨きや静電気防止、さらにはシェービングクリームやヘアケアとしても使えることを知ることで、ハンドクリームの無駄をなくし、効果的に利用する方法を提案しています。
適切な消費期限管理の重要性
消費期限を超えたハンドクリームは、肌に悪影響を及ぼす可能性があります。消費期限の目安として開封後半年〜1年を挙げ、見た目や香り、塗り心地の変化に注意!これは、消費者が安心して製品を使用できるようにするための配慮であり、適切な管理を促すための重要なポイントです。
環境と経済的視点からのアプローチ
ハンドクリームを使い切るための多様な方法を紹介することで、無駄を減らし、環境負荷を軽減することにもつながります。また、適切に管理することで、無駄な買い替えを避け、経済的な負担を減らすことができます。これにより、持続可能な消費生活を実現するための意識を高めることができます。
ハンドクリームを無駄なく使い切るための実用的な方法と、消費期限を守ることの重要性を伝えています。これにより、消費者が賢く製品を利用し、経済的にも環境的にもメリットを享受できることを目指しています。