過去、書籍愛好家が年間数百冊を読む中で変化した本の収納方法について説明します。
さらに、自宅で保持するための本の選び方にも触れています。
本を整理してすっきりさせたい方、収納スペースに困っている方、手放せない大切な本が多い方に役立つ情報を提供します。
本の収納には個人の重視するポイントが異なりますので、自分に最適な方法を見つける参考にしてください。
ミニマリストにおすすめ!本の収納テクニック
紙の本をこよなく愛するが、スッキリとした部屋を保ちたい方へ。今回は、私が試してきたさまざまな本の収納方法をシェアします。それぞれの方法の利点と欠点も併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
本棚:収納の定番
以前は本棚に大量の本を収納していましたが、現在は違います。
本棚の利点:
- 多くの本を綺麗に整理可能
- 一目で何があるかわかる
- 読みたい本をすぐに取り出せる
本棚のデメリット:
- 部屋に圧迫感を与えることがある
- 掃除が大変
回転本棚:スペース効率の良い収納法
回転本棚は、コミックや文庫本300冊以上を収納できる一方で場所をとりません。
小さなスペースにも置けるため、省スペースでの収納に最適です。
メリット・デメリットは本棚と同じです。
クローゼット:目隠し収納
本の量を減らした後、私はクローゼットの上部に本を収納し始めました。
クローゼット収納の利点:
- 本が傷みにくい
- 部屋がすっきり保てる
デメリット:
- 本を取り出す際に不便
チェスト:取り出しやすさを重視
引き出しのチェストに本を収納する方法も試しました。これは、日常的に手に取りやすい場所に本を置きたい場合に適しています。
チェストの利点:
- 本が手に取りやすい
- 光やほこりから本を守ることができる
デメリット:
- 大きな本の収納には不向き
- 耐久性に問題がある場合がある
飾り棚:本をインテリアとして
本をデスクや棚の上に飾る方法もあります。これは、本をインテリアの一部として楽しむ方法です。
飾り棚のメリット:
- 常に手に取りやすい
- 本をインテリアの一部として楽しめる
デメリット:
- ほこりがつきやすい
- 空間を占める
これらの方法から、自分の生活スタイルや好みに合わせて、最適な本の収納方法を見つけることができます。
本の収納方法の選定手順
本を収納する方法を選ぶ際の手順をわかりやすく解説します。効率的に本を整理し、快適な読書空間を作るためのポイントをまとめています。
本の種類による分類
まず、持っている本を次の3つのカテゴリに分けましょう。
- 読むもの: 新刊や読みかけの本など、現在読んでいるもの。
- 調べるもの: 参考書や専門書など、情報を引き出すために使う本。
- 保管するもの: 趣味の本や特別な思い入れのある本など、保存を優先するもの。
この分類により、どの本をどのように扱うかが明確になり、収納方法を選ぶ際の指針となります。
収納方法の選び方
本の種類ごとに最適な収納方法を考えます。
- 隠す収納: 本を見せたくない場合や、保護を重視する場合に適した収納方法。例えば、引き出しやボックスなどが該当します。
- メリット: 本が保護される、部屋がスッキリ見える。
- デメリット: 本が取り出しにくい。
- 出す収納: 本をディスプレイするように収納する方法。本棚やオープンシェルフが例です。
- メリット: 本を簡単に取り出せる、所持している本が一目で分かる。
- デメリット: ほこりが付きやすい、場所を取る。
これらの収納方法を使い分けることで、本の種類ごとに最適な環境を提供できます。例えば、頻繁に手に取る本は「出す収納」に、大切に保管したい本は「隠す収納」にすると良いでしょう。
紙の本愛好家が電子書籍を受け入れたきっかけ
私は紙の本をこよなく愛する人間ですが、最も多くの本を「収納」しているのは、実は電子書籍の形式です。今まで電子書籍に手を出さなかった主な理由は以下の通りです。
- 読書時の目の疲れ
- 端末の充電が気になる
- 縦スクロールの読みづらさ
- 画面の小ささ
これらの点が私の「紙の本愛」を支えていました。
電子書籍に転じた理由
災害と引っ越しを経験して、大量の本を保有していることが難しいと感じたこと、さらに紙の本を大量に所有してみても読む時間・場所に限りがあることでした。
引っ越しの際には1000冊近く所有していたものを厳選して100冊にまで絞りましたが、とても大変でした。
その際に、いわゆる「自炊」と呼ばれる蔵書のPDF化にも挑戦しましたが・・・だったらはじめからデジタルで手間なくキレイに読めた方が良いのでは?と感じるように。
さらに、友人の勧めでKindle Paperwhiteを体験してから、その考えが一変しました。Kindle Paperwhiteはe-inkディスプレイを採用しており、バックライトを必要としないため、長時間読んでも目が疲れにくいのです。
このデバイスを使ってみて、液晶ディスプレイの光による目の疲労がなく、本を読むのが驚くほど快適だと感じました。サイズ感も紙の本と遜色なく、しかも軽量で持ち運びやすい点も魅力的でした。
電子書籍への心境の変化
これらの利点により、紙の本だけでなく電子書籍も活用するようになりました。Kindle Paperwhiteの使用感は、まさに紙の本の読み心地を再現しており、今では電子書籍も本棚の一部として大切にしています。
長く抱えていた電子書籍に対する偏見が解消され、新たな読書体験を得ることができました。
今はiPadやスマホでも事足りるようになったので、より持ち物を減らすことにもつながりました。