わたくしは実家暮らしのミニマリストもどきです。
実家暮らしでもミニマリストとして成立はするのですが、家族との同居で悩ましい問題にも直面しているので、断捨離以上なめんどくさがリストなミニマリスト系として、「実家暮らしミニマリストあるある」をまとめてみました。
実家暮らしミニマリスト系の悩みベスト8
実際に私が直面した「実家暮らしをしながら自分のライフスタイル(断捨離・ミニマリスト)を確立するための対策などを問題別にまとめました。
1.物を捨てるのを阻止する問題
実例・実体験「もったいない!」
一応、自分自身の物を捨てているのですが、親に散々言われました。
「もったいない」
「まだ使えるでしょ?」
「なんで捨てるの?」
これ、日々チクチクと言われ続けると結構なストレスが溜まるんですよね…orz
対策:捨ててない、売っているよ!
物を処分するのに「ただ捨ててるのではない、売っている」とリサイクルショップを活用していることを伝え続けていました。
さらに、その際には「売っても大したお金にならないんだよね…だから物を大量に買うってものすごくもったいないかもって思ってる」と、自分の思いを伝えます。
ここで大事なのは「自分がこう思っている」ことだけを伝えて、親を説得させたり納得させたりは絶対にしない、ということです。
すると、特に母は「なんでも売れるのね…」と私に感化されて、断捨離を始めるようになりました。
対策:家族の物は絶対に捨てない=思い出の品を勝手に捨てない
断捨離、ミニマリスト系の問題の一つ「自分のモノ以外のものまで勝手に捨ててしまう人がいる!」
これは絶対にやってはいけなことです。断捨離もミニマリストも自分自身の問題・一つの生きざまであって、それを家族であっても他の人に押し付けたり強要すべきものではないからです。
家族の物は捨てないのはもちろんですが、注意してほしいのが「思い出の品」です。
自分が働くようになってから購入したものは完全に自分自身のものなので、取捨選択は自分自身にありますが、親に養ってもらっていた時の物の中には「思い出の品」となる物が数多くひそんでいます。
これは実家暮らしだからこそ難しい領域でもありますが、ランドセルや小さいころの洋服、工作などの作品などで、あなたのものであっても親にとって「思い出」になっているものは勝手に捨てるのはやめておくのがベストです。
少しずつ、相談しながら処分することをおすすめします。
2.「あなたのために買ってきた」攻撃
実例・実体験「これ買ってきたからどう?」
うちの母は、しまむらが大好きです。
節約上手でもあるので、セールなどを活用してます。
それは良いのですが、「セールだし安くて、あなた好みそうだから買ってきた!」を時々やってくれます。
うん……気持ちとしてはうれしいです。
私を思ってくれてるんだなあと。
親にとってはカワイイ我が子に何かを買ってあげたくなる時があるのも分かります……が、「いらない……orz」
これは本当に困ってました。
対策:自分のためにお金使っていいよ!
母を観察してみると「自分の分だけ買ってしまうことに罪悪感を感じている」というのが大きいようだったので、全力で
「気持ちはうれしいけど、私自分で好きなもの買うし、お母さんだけ服買ってきても大丈夫だよ!」
「私の分買うよりも、お母さんの好きな服にお金使ってもいいよ!」
って繰り返し伝えているうちに「娘の分も買い」はなくなりました。
対策:コレがうれしい!を伝えておく
あとは、親の「これ買ったら喜ぶだろう情報」って結構古い情報だったりするんですよね(^^;
私が中学校・高校生時代で止まってたりもします。
なので、今の私が何を好きでコレ買ってきたら喜ぶよ!というのを素直に伝えてます。
「服はいらないよ〜。ミスドのポンデリングだとうれしいな!」
親の中の「私情報」を最新版にアップグレードしたことで、服の代わりにドーナツを買ってきてくれるようになりました。結果オーライ!!
3.いらない物・使わない物を押し付けられる攻撃
実例・実体験「この服いらない?」
特に母から受けていた攻撃です(汗
母はしまむらが大好きで……
- 安いと思って買ってきた服
- 買ってみたはいいもののしっくり合わなくて着なくなった服
- 長年クローゼットにしまいこんで捨てるのにもったいない服
を、娘である私に
「これ、いらない?」
って聞いてくるのです…orz
対策:いらない!売る!捨てる!の連呼
もう正直に
「いらないし」「私もいらないから、売ってくる」「じゃあ一回着て、あとは捨てるね!」
と伝えていたら、もらって攻撃は減りました(^^;
4.自分領域に物を置かれる攻撃
実例・実体験:テリトリーに物を置かれてストレス…!
「あなたの部屋広いんだから、置いてたって問題ないでしょ」
いやいやいや!私の部屋が広いんじゃない、必要な物だけ置いているから広いんです!!
対策:とにかく排除!徹底排除!
自分のミニマリスト領域(快適)を守るために、断固排除、拒否しまくります。
「私の部屋に置くくらいなら捨てたら?」
「物置に入れといたらいいじゃない」
で徹底防御です!
対策:自分領域は部屋・マイカー内だけにする
とはいえ、自分のミニマリスト領域を実家内にいくつもはびこらせていても精神が疲れるだけです。共有スペースにまで、自分の考えを押し付けるわけにもいきません。
ですので、私の場合には
自分の部屋
自分専用の車
この2ヵ所だけを徹底して自分領域としています(^^;
一応、洗面所の棚の1つが「私のものスペース」になってますが、そこはもう別にいいやー状態に…その方が精神衛生上良いのと、一緒に暮らす親も「絶対領域はそこだけ……!」と分かっていれば娘の逆鱗にふれることもなくラクだからです^^;
5.持ち物にケチをつけてくる攻撃
実例・実体験:「もっと明るい服とかオシャレしたら良いのに…」
「あなたまだ若いんだから、もっと色んな服持って、もっと明るい服を着たら良いのに…」
我が母は服飾関係の仕事に携わっていたこともあるからなのか、「服が持つ利点」「服が人に与えるパワー」も知っているからなのか……
「せめて服くらい派手にしたら?」
と言ってきたりします……(爆
うん、自分でも分かっています。
元の素材が地味なので、服だけでも明るくしたら?の精神、よく分かります!(笑
対策:華麗にスルー
「そうだね!アハハハ〜!!」
もう、笑い飛ばします!!
うちの母の場合には「娘の心配」が根底にあるので、「性格明るくなっているから!」をアピールしてます。
対策:別のところで「受け入れる」
母の場合には「地味でいるともったいない!」がキーポイントになっているようなので、それを受け入れ、私が好きなところ……ネイルで派手さとオシャレを取り入れてます(笑
ピンポイントで「派手」になったら、母の興味はネイルに集中!(笑
「その爪ってどれくらい持つの?」
「なんか色すごくない?」
と服の話題は完全に飛びましたが
「もっとカワイイ色にしたら良いのに!」(私のネイルはクール系が多い^^;)
と別のダメ出し(?)をもらうようになったのですが、全然気持ちがラクになりました。
6.物がなくなると捨てられたと疑われる問題
対策:絶対に捨てていない実績を積み重ねる
前述にもお伝えしたとおり「物を捨てるのを阻止する」背景には、「自分の物も捨てられるんじゃないだろうか?」という不安がつきまとうからです。
だからこそ、家族のものであっても、絶対に捨ててはいけません。
万が一捨てることがあっても「これ捨てて良い?」という事前相談が必要になってきます。
対策:自分の絶対領域を作ること=相手の物に関わらない
さらに「物を置かれるのが嫌」ということで「自分の絶対領域を部屋だけとか1点集中だけにした方が良いですよ」というのは、ここにも生かされてきます。
これ、裏を返せば
「自分の部屋とか車の中以外の物に関しては、私はノータッチ」
と言えるからです。
この2つの積み重ねで「家族の物は勝手に捨てていない」を強く主張することができます。
決してしてはならないのは、欲しいものが見当たらない家族を前に、「だから断捨離っていいんだよね」「ミニマリスト最高!」と相手に自分のライフスタイルを押し付けたり説教をしないこと!ここは気をつけていきましょう!
7.身の回りを心配される問題
実例・実体験:「どこか遠くへいったりしないよね?」
自分の身の回りのものが極端になくなると、とても心配されます。
「夜逃げとかするの?」
「失踪するの?」
「天国に旅立ったりしないよね?」
これ本当に心配されますし、されました……(^^;
家族からすれば、「身辺整理」とも捉えかねないほど、部屋の物とか私自身の周囲がサッパリしちゃったんですよね…(汗
さらに当時は「トランク1つで過ごせないかなあ」とチャレンジしていたために、物が少ない部屋の片隅にポツンと置かれたトランクを発見されて
「マジでこの子は高飛び(失踪)するんじゃなかろうか…」
って心配されまくった時期がありました…orz
対策:コミュニケーションをしっかり取る
「ああ、単純に、この子は、自己管理とか部屋の掃除が苦手だから、結果、物を減らすことに目覚めたんだ…」
「物じゃなくて別のことにお金を使う子になったんだな…」
というふうに、親に理解・分かってもらうのに結構な時間がかかりました。
「この子、なんだか危ないんじゃないか?」
は、親と会話が増えたり、外出時にこまめにLINEで「いってきます」「これから帰ります」「夕飯なしで良いよ」「◯時ごろ帰ります」の連絡、親との約束を守る等で、変な心配はされなくなりました(笑
ここまで何回もお伝えしてますが、結局は親や家族って「思う気持ち」「不安な気持ち」がベースにあると思うので、そこを解消していくのが一番の対策なのかなと思ってます。
あとは自分が思っていた以上に理解してくれる親なのにも感謝しています。
8:高い物ばかり買って!攻撃
実例・体験談:「どこにそんなお金があるの?」
これが個人的には一番やっかいでした!(^^;
私は断捨離を通してミニマリスト系に向かっている過程で、お金の使い方が変わりました。
今まで100均で収納グッズやインテリアグッズを大量に買ったり、服も安い物を多く買っていたのですが、それらを一切やめたらお金が貯まりやすくなりました。
100円のもの10個買うのではなく、1000円のもの1個買う。
そんな状態に移り変わってきて……
しまむらで1000円の服を4枚買うよりも、ユニクロで4000円のマイベストなボトムス1本とか買っているのを親からすると「そこにお金かけるの?」=「お金あるの?」みたいに見えるようです。
(そこまで劇的に高いものでもないし、ブランド物でもないんですが…)
昔の自分もそうだったので、その目線は良く分かりますが…。
対策:数より質の気持ちを素直に伝える
これも、親の価値観を否定とかするのではなく、あくまでも自分の考え方や気持ちを伝える感じです。あくまで気持ちです。理論を伝えようとするとイタイ目みることがありますので。
「どう頑張っても体1つだし、洋服ってそこまで数いらないんじゃないかって気づいて…」
「1000円の服4枚買っても、全部を着回して着倒して大事にできる気がしなくて、だったら1枚絶対に気に入って着る服にしようって思ったんだー」
「私も時々380円のTシャツとか買ってるし!全部にお金かけてないよー。なんかね、使うメリハリだと思ってる」
こんな感じの思いを伝えたりして、親とコミュニケーション取ってたりします(^^;
まとめ:実家暮らしミニマリストのお悩み解決まとめていきます
今回は一例でしたが、今後も随時まとめていきたいと思います!
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